7⽉5⽇(土)から8月27日(水)までの間、ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)にて「レオ・レオーニの絵本づくり展」が開催されています!

「スイミーのね…」程度の知識で会場に向かいましたが、かなり楽しめました!
お子さまから大人まで全年齢対象で楽しめると思います!
この記事では7月に「レオ・レオーニの絵本づくり展」を見学した時の感想や気づいた注意点を紹介します!
Contents
「レオ・レオーニの絵本づくり展」とは?
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』の他、『あおくんときいろちゃん』等多数の名作を世に送りだした絵本界の巨匠、レオ・レオーニ(1910‐1999)。その生涯において携わった仕事は、グラフィックデザインやアートディレクションから絵本制作まで多岐にわたります。
本展では、その中でも49歳になってから始めた絵本づくりに焦点を当て、アートディレクターとして培った豊富な経験やセンスに基づく、コラージュをはじめとしたレオーニならではのさまざまなテクニック(技法)を紐解きます。
また、絵本原画の展示に加え、レオーニの世界観を映像など多様な手法で体感できるコンテンツも本会場限定で展開。レオーニ作品に込められたメッセージ、そして、今なお世界中の幅広い世代に愛され続けるその魅力に迫ります。
※本展は板橋区立美術館を皮切りに各地を巡回する「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本のセクションに焦点を当て、新規制作コンテンツ等を追加し、Bunkamuraザ・ミュージアムが新たに構成した展覧会です。
開催概要は以下の通りです。
展覧会名:レオ・レオーニの絵本づくり展
会期:2025年7月5日(土)〜8月27日(水) 休館日:7月24日(木)
会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)
開場時間:10:00~19:00(最終入場は18:30まで)
主催:Bunkamura、朝日新聞社
企画協力:Blueandyellow, LLC、コスモマーチャンダイズィング
協力:好学社、あすなろ書房、至光社、印傳屋上原勇七
後援:J-WAVE
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/25_leolionni/information.html
入場料(税込)
早割券 (7/5~7/31使用可能、7/24除く) | 7月鑑賞券 | 8月鑑賞券 | |
一般 | 1,600円 | 1,800円 | 2,400円 |
大学・高校生 | 1,000円 | 1,200円 | 1,700円 |
中学・小学生 | 700円 | 900円 | 1,300円 |
来場月で料金が異なる点にご注意を。夏休みが本格的になる8月はぐっと料金が上がります。
また、こども(小学生以下)は無料ですが、こどものみでの入場はできず、大人(保護者)の同伴が必要です。
アソビュー!でもチケット購入が可能です!
説明にもありましたが"「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本のセクションに焦点を当て、新規制作コンテンツ等を追加し、Bunkamuraザ・ミュージアムが新たに構成した展覧会"ということで、 TOKYO MX の「【はじめての美術館】#42レオ・レオーニと仲間たち~板橋区立美術館~」の動画を見ておくとよいかも。(いくつかの展示内容は重複している様子)
所要時間は?
私の場合の「レオ・レオーニの絵本づくり展」の所要時間は約1時間でした。(かなりライトな見方で、物販入口までの時間)

途中に18分44秒の映像展示があるのですが、それは2分程度しか見ていません。
後半のインタラクティブな展示でどの程度遊ぶかによってかなり時間がかわりそうです。
写真撮影は可能?
「レオ・レオーニの絵本づくり展」では会場内撮影OKでした!Wow
係りの方も「どんどん写真を撮ってくださいね~、でも展示物からもう少し離れてくださいね~」という感じでした。
動画については3章のコーナーのみ撮影可能です。
その他各所にフォトスポットがありました。
▼ 入口に向かう通路に設置されたオブジェ(フォトスポット)



▼会場入り口、物販入口、会場出口のフォトスポット。



ロッカーはある?
入場前の通路に100円返却式のコインロッカーが設置されています。
サイズにもバリエーションがありました。

客層は?
「レオ・レオーニの絵本づくり展」の来場者としては、子ども連れのファミリー(例:(おかあさん+ベビーカーor小さなお子さま) × 2組)、カップル、本好きの女性、まれに男性というイメージでした。
「レオ・レオーニの絵本づくり展」の感想
「レオ・レオーニの絵本づくり展」は非常に楽しめる企画展でした。
1章の絵本づくりパートでは技術的な内容の説明があり、理解できました。

また、絵本のイメージとは異なる、レオ・レオーニの画力にも脱帽しました。
1章ではストーリーは出てこず、絵本づくりにスポットが充てられていました。
2章では「ストーリー(ものがたり)」として、レオ・レオーニの絵本作品を実物で振り返るとともに、「6わのからす」を原画とともに読むことができます。レオ・レオーニが伝えたいことが理解できます。

そして3章「レオレオリウム!」では、想像を超えた立体的な展示が待っていました!スゴイ!






「レオ・レオーニの絵本づくり展」は、かなり楽しむことができました!
お子さまから大人まですべての年齢層で楽しめる展覧会です。おすすめ!


グッズについて。品切れ商品あり
「レオ・レオーニの絵本づくり展」のラストには物販コーナーがあります。
「グッズ売り場のご利用にはご入場日の展覧会チケットをお持ちの方のみご入場いただけます。
一度退場されると展示室・グッズ売り場のどちらも再入場はできません。」とのことです。

グッズについては、展覧会場限定商品を中心にすでに売り切れの柄、デザインのモノが多数ありました。
Tシャツの品切れ具合。

▼ 来場者限定のネットでの受注販売も用意されていました。ありがたい!

「シオドアぬいぐるみボールチェーン」「かめん付きぬいぐるみ」がヒカリエ会場の店頭販売分が完売。再入荷の予定は無いのですが、来場者に限りネットで注文ができるそうです。二次元コード(QRコード)や案内紙面については共有が禁止されています。
「かめん付きぬいぐるみ」については、トリ、ライオン、オオカミが受注販売になっています。(2025/7/17現在)





「レオ・レオーニと仲間たち」展公式図録も販売されていました。

▼ 「レオ・レオーニと仲間たち」はAmazon等でも購入可能です!
会場で上映されている「レオ・レオーニに会いにいこう」について
1章と2章の間で映像の展示があります。
タイトルは「レオ・レオーニに会いにいこう」(Meet Leo Lionni)です。
この映像は18分44秒の長さであるため、会場で全てを見ることが難しかったのですが、実はネットでも見ることができます。
(会場の案内に書いてありました)
ただし、会場では日本語字幕がついていますが、字幕なしでの公開であるため英語音声のみとなってしまう点に注意です。
映像リンク https://www.leolionni.com/videos、https://kalandraka.tv/videos/meet-leo-lionni/
二つ目のリンクの方が映像がキレイのような気がします。