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企画展

スタジオジブリ・レイアウト展@宮崎県立美術館に行ってきた。

宮崎県立美術館にて開催されているスタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました!平日の訪問でもあり、ゆったりと堪能してきました。アニメ制作においてクオリティを確保し、うまく作業分担するためのレイアウトの重要性も学びつつ、大好きなジブリ作品の映像の源泉である直筆のレイアウトを見る良い機会でした。ジブリ作品以外の宮崎駿、高畑勲両監督の関連作品も展示されており見所は盛りだくさんの展覧会です。個人的には思わず声と涙が出てしまいそうな作品との出会いもありました。皆さんも自分なりの驚き・感動を持って帰ることができるのではないでしょうか。

スタジオジブリ・レイアウト展 宮崎県立美術館

スタジオジブリ・レイアウト展@宮崎県立美術館

この宮崎会場で国内巡回は終了し、台湾での開催をもって終了してしまいます。まさにラストチャンス。

今後も何らかの形で作品群が展示される機会はあるかもしれませんが、レイアウト展としてまとめられた展示はこれが最後です。

宮崎近隣の方だけでなく、全国から足を運ぶのも良いのではないでしょうか!

スタジオジブリ・レイアウト展@宮崎県立美術館の概要

以下、公式HPからの引用です。

【レイアウト展概要】

高畑勲・宮崎駿監督が築き上げてきたアニメーション制作会社スタジオジブリ。これまで生み出された数々のアニメーションは、私たちに多くの感動を与えてきました。本展では、宮崎駿監督直筆のレイアウトを中心に、「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」にいたるスタジオジブリ作品に加え、 高畑・宮崎両監督がジブリ以前に手がけた「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」などを含む全33タイトルの貴重なレイアウト約1400点を 一挙に公開します。スタジオジブリのアニメーションの魅力が詰まった「レイアウト」を読み解きながら、名作アニメーションがどのように生み出されてきたのか、 その秘密にせまります。

 

■展覧会名 高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。 スタジオジブリ・レイアウト展(宮崎展)
■開催期間 2018年6月16日(土)~2018年9月17日(月・祝)
休館日:月曜日(祝日を除く)、7月17日(火)
■開館時間 10:00~18:00
(展示室入場は17:30まで)
■開催場所 宮崎県立美術館
■詳細・HP https://www.the-miyanichi.co.jp/special/ghibli/miyazaki/

休館日に注意しましょう。

また、会期終盤は混雑する傾向にありますので、早めに見に行くことをおすすめします。

入場券割引について

入場券について、2種類の割引があります。

100円割引・・・本展チラシまたは宮崎県立美術館HP掲載の割引券

200円割引(団体扱い)・・・全教互会員カード、JAF会員カード、SD(セーフドライバー)カードご提示の方(提示者を含め5名まで)

詳細はこちらをご確認ください。→ 宮崎県立美術館HP

スタジオジブリ・レイアウト展@宮崎県立美術館のオススメ度

自身の好きだった作品に関する貴重な展示でした。オススメ度星 5(Max)です。

スタジオジブリ・レイアウト展のオススメ度  ★★★★★

注意) ジブリ作品や宮崎駿、高畑勲作品に興味を持っている方、アニメに興味のある方にオススメです。

ジブリらしいかわいいものを見たい!という気持ちで足を運ぶと少し違う世界かもしれません。

ナウシカはかなり良いシーンが集まっていますし、「え、ハイジ!?あ、クララ!?、マルコ!?フィオリーナ?(小さい)、うわ!コナン!え、オープニングの!?ルパン、カリ城・・これだけ・・?(落胆)」と驚きの連続です。

残念ながら、人物の展示が少ないように思います。誰かが持って行ってしまったのか、レイアウトとしてわかりやすいものを展示しているのかはわかりません。

レイアウト展の所要時間 2時間(音声ガイド利用時)

スタジオジブリ・レイアウト展の所用時間は音声ガイドを利用するかどうかで大きく変わります。音声ガイド自体の収録時間が 90分(!)です。そのため、90分プラスアルファの時間がかかってしまいます。

音声ガイドなしで、さらりと見るのであれば 1時間〜1.5時間ではないでしょうか(推測です)

音声ガイドは超絶おすすめです。展示にほとんど説明がありませんので、音声ガイドがないとかなり表面的な鑑賞となってしまい、このカットがなぜ展示されているのかがわかりません。

鑑賞 2時間、お買い物、予告編鑑賞(50分)、美術館のコレクション展も鑑賞して一揃いです。(さすがに予告編は見る時間はありませんでした)

時間を確保して観覧しましょう。

音声ガイドは利用を推奨!

音声ガイドについての利用を推奨します。ただし、ガイドの収録時間は90分と長いので時間に余裕がない場合には興味の無い箇所を飛ばしながら使っても良いでしょう。

スタジオジブリ・レイアウト展  音声ガイド

音声ガイドは90分と長編。

以下は、日本テレビのサイトからの引用です。

音声ガイドのナビゲーターは、「千と千尋の神隠し」で千尋役を演じ、「崖の上のポニョ」にも出演されている女優の柊瑠美さん!
展覧会の構成を担当したスタジオジブリの“千さん”と三鷹の森ジブリ美術館の“西岡さん”によるレイアウト解説は必聴!初期の作品についてや、レイアウトの見どころ、制作裏話などをおもしろおかしく語ってくださっています。
ジブリの映画音楽も満載の「レイアウトの秘密がもっとわかる話」。
お楽しみに!!

「スタジオジブリ・レイアウト展」を一味も二味も楽しむマストアイテム、音声ガイドは展覧会場入口にて好評貸出中!

料金は一台 550円。二人で見学するならペア 800円 で借りられます。(ペアは端末1台に二つのヘッドホンがついてきます。距離の近いカップルでの利用に最適です)

スタジオジブリ・レイアウト展 音声ガイド機

この音声ガイドの機械は初体験でした。二つのイヤホン端子があり二人で楽しめます。

音声ガイドがあれば、作品にまつわる出来事などの解説が聞くことができます。

特に作品説明がほとんど掲示されていない本展では音声ガイド必須と言えるでしょう。

単眼鏡/双眼鏡があった方が良い

全体的に作品に近寄って鑑賞できるため、基本的には単眼鏡などは不要です。

しかし「千と千尋の神隠し」のゾーンについてはかなり上方にも展示されているため、じっくり鑑賞するには単眼鏡や双眼鏡があると良いでしょう。

会場内撮影禁止。ただしフォトスポットあります。

会場内は原則撮影禁止です。ただしフォトスポットが用意されています。

公式サイトで紹介されているフォトスポット(トトロケーション、ポニョロケーション、“まっくろくろすけ”コーナー)以外にも撮影可能な場所がありました。

スタジオジブリ・レイアウト展 ポニョロケーション

ポニョロケーションです。

ポニョのエンディング背景の行灯

展示もされているポニョの背景画が大きく引き伸ばされています。

スタジオジブリ・レイアウト展 フォトスポット

ポニョの背景行灯

「千と千尋の神隠し」の道祖神

第二会場の入り口に道祖神が展示されています。これも撮影可能です。

「千と千尋の神隠し」の道祖神

「千と千尋の神隠し」の道祖神

「千と千尋の神隠し」の無限回廊

鏡に囲まれて無限に続く回廊に入り込んだ写真が撮影できます。

「千と千尋の神隠し」の無限回廊

「千と千尋の神隠し」の無限回廊です。

ポスター展示

歴代の映像作品のポスターが展示されており、撮影可能です。

スタジオジブリ・レイアウト展 ポスター展示

ポスター展示も撮影可能

スタジオジブリ・レイアウト展 ポスター展示

歴代の特品ポスターが勢揃い

スタジオジブリ・レイアウト展 展示内容と作品枚数

現地にて、展示されていた作品枚数をざっくり数えました。「千と千尋の神隠し」が600点以上であり、突出した割合のためあまり参考にならないかもしれません。*数え間違いもあると思いますがご容赦を。

公式には 1400点以上という事でしたので、公式の作品カウントの考え方と異なるようです。(枚数で数えています)

作品名 枚数 割合
15作品の展示 15 1%
風の谷のナウシカ 45 3%
天空の城ラピュタ 82 5%
となりのトトロ 24 2%
魔女の宅急便 2 0%
紅の豚 44 3%
海がきこえる 10 1%
耳をすませば 23 1%
On Your Mark 3 0%
火垂るの墓 25 2%
おもひでぽろぽろ 64 4%
平成狸合戦ぽんぽこ 54 3%
ホーホケキョ となりの山田くん 22 1%
もののけ姫 96 6%
猫の恩返し 7 0%
ギブリーズ 1 0%
千と千尋の神隠し 600 38%
ハウルの動く城 77 5%
崖の上のポニョ 37 2%
ゲド戦記 21 1%
コクリコ坂から 22 1%
思い出のマーニー 17 1%
借りぐらしのアリエッティ 16 1%
アルプルの少女ハイジ 36 2%
母をたずねて三千里 42 3%
赤毛のアン 10 1%
未来少年コナン 24 2%
ルパン三世 7 0%
ルパン三世カリオストロの城 8 1%
名探偵ホームズ 35 2%
じゃりン子チエ 23 1%
セロ弾きのゴーシュ 4 0%
風立ちぬ 25 2%
かぐや姫の物語 48 3%
レッドタートル ある島の物語 9 1%
合計 1578 100%

正直、丁寧に展示されていた作品が「千と千尋の神隠し」のスペースでは「まとめてドン!」という展示だったのは残念でした。

展示のイメージとしては、ジブリの公式ページの通りです。

しかし、ここまでの作品を集め、展示するとは・・すごい企画展です!

予告編の上映あります(50分)

1Fの会場ではジブリ作品の予告編が1Fのアートシアターで上映されています。(「火垂るの墓」を除く)

全部見るのに50分かかります。

また音声は小さめで、映画館の迫力には及びません。(少し残念)

ギャラリートーク、イベント多数あります

ギャラリー・トーク(学芸員さんによる作品解説)が6-7月の毎木曜日に開催されます。

その他にもイベントがあります。公式ページをチェックしましょう。

スタジオジブリ・レイアウト展グッズ販売情報

グッズ売り場内も撮影禁止のため、あまり紹介できませんが、レイアウト展の限定グッズとしては以下のモノがありました。(他にもジブリグッズ多数あります!)

アートフレーム 16,200円(全22種)

原寸レプリカ 1,080

ツバメノート 450円(かわいいです!)

マグカップ 2,592円

千と千尋豆皿 1,080円

アルファベットタイル 324円

小トトロおみくじ 810円

トトロ豆皿 864円

ポストカード 162円

パノラマポストカード 268円

ポストカードコンプリートセット( 57種) 7000円(税抜)

クリアファイル 324円

一部の商品については 日本テレビのサイト にて写真で紹介されています。

レイアウト展図録は通販可能!

「スタジオジブリ レイアウト展 図録 増補版」が会場で販売されています。価格は税込3.240円です。非常に良い図録で購入しようと思いましたが、ずしりと「重い」ため購入を諦めました。購入すれば、まつ黒クロスケの缶バッチがもらえます。(先着200名)
実は、この図録はセブンネットショッビングで購入ができるのです。持って帰るのが大変!という方は通販の利用がよいでしょう。

スタジオジブリ・レイアウト展 感想

ここは個人的な感想になりますが、今回のレイアウト展は本当に行ってよかったと感じています。

ナウシカのレイアウトでは、金田伊功氏の直筆のレイアウトを見ることができ、感動しました!(ナウシカ以外にもあります)

ハイジ、三千里、未来少年コナンなど往年の名作のレイアウト展示にも感動しました。(ホント涙出ます)

レイアウトの展示に際して、宮崎駿氏が描いたモノ以外も多数展示されていますが、作者の名前は公開されていません。ジブリの作品として楽しむための配慮だそうです。

カメラを動かすカットでの大判レイアウト画では、カメラの移動にあわせてパースが自然になるように歪めて描かれていたりします。そのような配慮を見つけたり、後工程にお任せするための言葉に注目したりするのも楽しいですね。

スタジオジブリ・レイアウト展 、個人的に超絶オススメの企画展です!

スタジオジブリ・レイアウト展 入り口

スタジオジブリ・レイアウト展 入り口

十二分に楽しむ為にも、音声ガイドは必ず借りてくださいね!

関連記事

宮崎県立美術館

スタジオジブリ・レイアウト展 巡回情報(参考)

「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。 スタジオジブリ・レイアウト展」 巡回会場一覧

2008年7月26日(土)-2008年9月28日(日)(東京展)東京都現代美術館 企画展示室1F・B2

2009年7月25日(土)~10月12日(月・祝日) (大阪展)サントリーミュージアム[天保山]

2010年2月20日(土)~4月18日(日) (徳島展)徳島県文化の森総合公園 近代美術館・博物館・21世紀館

2010年6月26日(土)~8月29日(日) (札幌展)札幌芸術の森美術館

2010年10月9日(土)~2011年1月10日(月・祝) (青森展)青森県立美術館

2011年2月26日(土)~2011年7月3日(日) (福島展) 福島県立美術館

2011年7月15日(金)~9月4日(日)(熊本展) 熊本県立美術館

2011年9月16日(金)~11月27日(日)(松本展)松本市美術館

2012年11月17日(土)~2013年2月4日(月)(秋田展)秋田県立美術館

2013年2月22日(金)~2013年5月6日(月・祝)(沖縄展)沖縄県立博物館・美術館

2013年06月22日(土)- 2013年09月22日(日)(ソウル) 芸術の殿堂

2013年10月12日(土)~2014年1月26日(日)(福岡展)福岡アジア美術館

2014年05月14(水)~2014年08月31日(日) (香港)Hong Kong Heritage Museum

2014年10月04(土)~2015年3月01日(日) (パリ)Art Ludique Le Musée

2016年4月23日(土)~2016年6月22日(水)(松山展)愛媛県美術館

2016年7月16日(土)~2016年10月10日(月・祝)(新潟展)新潟県立万代島美術館

2016年11月19日(土)~2017年2月5日(日)(静岡展)静岡市美術館

2017年4月20日(木)~2017年6月18日(日)(山口展)山口県立美術館

2017年7月15日(土)~2017年9月3日(日)(長崎展)長崎県美術館

2017年12月8日(金)~2018年3月11日(日)(福井展) 福井県立美術館

2018年6月16日(土)~2018年9月17日(月・祝)宮崎展 宮崎県立美術館・・・国内最終!

??台湾・・・本当の最終巡回

 

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