【お知らせ】本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

広告 企画展 東京都 美術館

「未来少年コナン」展@三鷹の森ジブリ美術館の感想と行く前に知っておきたい注意点を紹介。

三鷹の森ジブリ美術館企画展示 『「未来少年コナン」展  ー漫画映画の魅力にせまる!ー 』(以下、「未来少年コナン展」と表現します)に行ってきました!この記事では、「未来少年コナン展」の展示概要、感想、三鷹の森ジブリ美術館の情報を紹介します!

ジブリ美術館そのものも初訪問です。この「未来少年コナン展」の開催によって、今まで気にはなっていたけど行ったことのないジブリ美術館に「ちょっと行ってみようかな?」という方も多いはずです!ジブリ美術館そのものがステキ過ぎでした!(行ってみてよかった)

この情報が皆様のご参考になれば幸甚です!

「未来少年コナン展」の個人的な感想をざっくり言うと・・・

ポイント

  • 各話のポイントがパネル+映像展示(一部)されておりストーリーを思い出したり、思い出のシーン・セリフを振り返ることができる
  • 立体再現による展示がうれしい
  • 漫画映画的な解説もある
  • 私が勝手に思い描いていたよりも展示規模は小さかった(初のジブリ美術館で企画展の規模を把握していなかった)
  • 原画やレイアウトなどが多数あるのかと期待していましたが、それほどでもありませんでした
  • 未来少年コナンを振り返るには良い機会となる展示でした(ありがたい!)
  • ジブリ美術館は非常に良い!(また行きたい!)

展示スペースとしては小さいのですが、44年も前の1978年に放映されたアニメーションの企画展としては十分!(ホントはもっと生の原画を展示してほしかった!)

「未来少年コナン展」開催概要

三鷹の森ジブリ美術館企画展示 『「未来少年コナン」展  ー漫画映画の魅力にせまる!ー 』はジブリ美術館内の企画展示です。展示会用に特別なチケットは不要で、ジブリ美術館に入場(有料)すれば観覧することができます。

期間: 2022年5月28日(土)~2023年5月(予定)
主催:(公財)徳間記念アニメーション文化財団
協賛:日清製粉グループ、ローソンエンタテインメント、日本テレビ
協力: 日本アニメーション
特別協力: スタジオジブリ

会期は約1年です。焦る必要はなく、都合のよい時に観に行けばよいですね。

「未来少年コナン展」の巡回情報はありません。ジブリ美術館としての企画展示であるため巡回はない、と推測します。

入場チケットについて

ジブリ美術館の入場チケットは日時指定の完全事前予約制での販売です。毎月10日の10時から、ローソンチケットのサイトにて翌月入場分が販売されます。

入場料金(税込)

大人・大学生 1,000円
高校・中学生 700円
小学生 400円
幼児(4歳以上)100円

くわしくは → こちら(ローソンチケットのサイト)で。
海外の方は → こちらの案内をご確認ください。

チケットの予約枠に残数がある場合は、当日でもチケットは購入可能ですが、ジブリ美術館ではチケットを販売しておらず、ローソンチケットでの購入が必要です。

私は「電子チケット」で購入し「ローチケ電子チケットアプリ」で入場しました。特にシステム手数料・発券手数料は不要で入場料のみの支払いでした。(キャリア決済でチケットを購入する場合には決済システム利用料220円が必要)

電子チケットです。(入場すると「入場済」に)

オンラインでの購入が苦手な方は、ローソンの店舗にある端末(Loppi)で購入することができます。

▼ ジブリ美術館の近隣にもローソンがあり、余裕があれば購入が可能だそうです。

ローソン 三鷹の森店
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目13−7

「未来少年コナン展」の展示内容

「未来少年コナン展」の展示内容については、既にメディアさんから写真入りでレポートされています。

ジブリ美術館は館内撮影禁止のため、写真では紹介できず残念!

主たる展示内容を最も俯瞰できていそうな記事が▼こちら。
三鷹の森ジブリ美術館で開幕した「未来少年コナン展」に行ってみた! コナンの顔つきは宮崎監督そのもの?!思わず全26話を見返したくなる企画展示

展示スペースとしては、5m×5m程度の部屋を2つ使っているイメージです。(もう少し広いのかもしれません)

展示室のサイズ感のわかる写真を掲載している記事が▼こちら。この写真が一部屋分で、展示スペースとしては、もう一部屋あります。

ジブリ美術館で「未来少年コナン展」 宮崎駿の初監督作品 漫画映画の魅力にせまる!

館内で開催するイベントとしては妥当なのかもしれません。行く前には、もう少し広い会場での展示を期待していたのが正直なところでした。

展示としては以下の内容で構成されています。ストーリーの流れに沿って展示が続きます。

  1. 各話のストーリー、名セリフ、名シーン(映像)の展示
  2. コナンの世界を再現する立体物の展示
  3. 解説等のパネル展示

【立体物(オブジェ)の展示(プラスして設定資料展示も)】

  • 入り口のコナン
  • 残され島
  • バラクーダ号
  • ロボノイド
  • インダストリア
  • フライングマシーンⅠ
  • ハイハーバー
  • 三角塔-太陽塔

【パネル展示】

  • キャラクター設定
  • イメージボード
  • 設定のあれこれ
  • 動きのあれこれ
  • ギガント翼上での攻防

【その他】

  • 絵コンテ
  • 最終話の原画(大陸が残され島であることがわかり、コナンがラナを抱きかかえるシーン)

個人的にはストーリーをなぞるよりも、"制作過程での生の資料など"が観たかったなぁ、というところ。

会場内のお客さんは3種類にわけられそうでした。

  • この展示目当ての方
  • 「未来少年コナンなんて知らない作品だし、時間がないから早く!」という方
  • 「見た事なかったけど、コナン見てみたくなったね」という方

一番良かったのは、ラストの原画。(他は複製、プリントですが、これだけは直筆)

2番目に良かったのが、インダストリアの展示の特に地下部分。「ふむふむ、ここがアレか・・」と。

3番目はハイハーバーのジオラマ。"ハイハーバー"というだけで幸せな気持ちになれますし、「あああ、ここがオーロの!」という確認をしました。

ロボノイドの展示も良かったです。背伸びをすると操作パネル部分の作り込みも可能です。「あぁぁ3話でコナンが適当に押したボタン!」と感動しました!(というか、思い出して笑ってしまいました)

近隣で未来少年コナンのファンの方は行くと懐かしいでしょうし、遠方の方もジブリ美術館とセットでのイベントだと考えればそれなりに行く理由になるのかな、と思いました。
(はるか遠方からこれだけのために旅費をかけて見に行くほどかというと・・)

2人で行って「ああ!ここあーだったよね」「ここ笑ったよね」のように思い出しながら楽しむのが良いと思います。

行く前に見るか、後で見るか?

この企画展のスタートもあり、私も未来少年コナンを全話見ました。

エネルギーの問題、地震、津波・・・いろいろ考える部分がありました。
また、自身が親になったこともあり、コナンやラナの行動への感じ方、ラオ博士の気持ちなども、より深く感じるところがありました。(見ていて涙がでたり・・)

NHKで放送されていたリマスター版は確かに16:9にトリミングされていますが、それでも画面がキレイでオススメです(録画していた)。

再放送されないようであれば、Blu-rayを購入するのがベスト。

画質的にはかなり落ちますが、dアニメストアでも視聴はできるようです。
私は、PrimeVideoのチャネル「dアニメストア for Prime Video」で録画できていなかったエピソードを観ました!
(PrimeVideoからアクセスできるので便利です。2022/6/17現在は「dアニメストア for Prime Video」で未来少年コナンの視聴が可能でした。配信終了の可能性もあるため、契約の際には確認を!)

今見ても、ストーリーとしての作り込みなど本当に素晴らしい作品です。

その他の参考情報

ジブリ美術館で開催している「未来少年コナン展」について紹介してきました。
ここからはその他の参考情報を紹介します!

チケットの状況に対して、結構混雑しています。

今回は11:00~の入場回のチケットを購入しました。当日の朝に確認してもチケットの状況としては ○ でした。

「ジブリ美術館、結構ガラガラなんじゃない!?」と思って現地についてびっくり。

並んでいました。

実際に入場できるまでに10分かかりました。

また、館内に人も多いです。

入場券がかわいいです。

ジブリ美術館の入場券、フィルムになっていてかわいいですね。

表側

裏側

ただ、このフィルムが何の作品なのかわからないのが残念・・!

館内撮影禁止

残念ながら館内での撮影は禁止です。

ただし、屋外では撮影可能です。

まぁ、ホント、なんてステキな場所なのでしょう!

螺旋階段から屋上へ。

常設展を楽しむコツ

ジブリ美術館の常設展も今回初めて見ました。

常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」は、猛烈な物量の展示があります。
アニメーション映画・作品の生まれる"その場"が再現されています。

ジブリの作品ごとに整理された展示というのはなく、ミックスされて展示されています。

私のようなライトなジブリファンでは、展示されている絵や写真をみても「これはあの作品!」というところまで結びつきませんでした。

ここでおすすめなのが、展示室におられるスタッフの方に質問をしてみることです。
(お仕事の邪魔にならない程度に!)

私の場合「机の上のコレ、触っていいのですか?」という質問から、いろいろな事を教えてもらえました。

レイアウト図に書き込まれている専門用語なども教えてくれました。

説明してもらうと、より理解が深まりました。

生の背景!?生のイメージボード?と思ってしまう紙も複製で驚いたり・・

吉祥寺駅から公園を抜けていく経路もオススメです。

公式HPでは三鷹からのアクセスが紹介されていますが、私の場合、吉祥寺駅から都立井の頭恩賜公園を抜けていく経路をチョイスしました。

井の頭恩賜公園への道

公園内が気持良い!!

美術館への案内もあります。

ホント、吉祥寺、三鷹って素敵なところだなぁ~。(公園の近くに住みたい!)と思いながらジブリ美術館へ向かいました。

最後に

「未来少年コナン展」については、もっと生の原画やレイアウトを見たかったなぁ~というのが私の感想です。

これを機に再度「未来少年コナン」を視聴し直し、いろいろ感じた!というのは実によい事でした。(原画などの中間生成物よりも作品に全てが入っていますからね!)

そして、これまで足を運んだことのなかったジブリ美術館を訪問できた!というのも良かったです。

ステキな建物・雰囲気です。

てっきり小さなスクリーンで簡単なプロジェクターで上映しているものだと思っていたオリジナルアニメーション。実際に行ってみたら映像展示室「土星座」の上映システム(プロジェクター)も、音響もよく驚きました。ホント、先入観はよくないです。

入場料も、1,000円とお手頃です。(安すぎる印象!)

「まだジブリ美術館って行ったことがないんだよね」という方、是非行ってみていただきたいです!

-企画展, 東京都, 美術館

PAGE TOP