堺市立文化館 堺アルフォンス・ミュシャ館 は、ミュシャの初期から晩年期にまでわたる作品を展示し、生涯にわたる創作活動を紹介している美術館です。大阪府堺市に位置する堺 アルフォンス・ミュシャ館は、ミュシャの作品を堪能できる素敵な美術館です。
堺 アルフォンス・ミュシャ館では、いわゆる「カメラのドイ」の株式会社ドイの創業者である故土居君雄氏(1926-1990)が収集した約500点にのぼるアルフォンス・ミュシャの作品が堺市に寄贈され、それを所蔵しています。コレクションは、ポスターや装飾パネルだけではなく、油彩画や素描、書籍、ブロンズ彫刻、宝飾品など多彩な作品で構成されているとのこと。→こちらを参照願います。これぞ社会貢献!なんとBMWのヒストリックカーコレクションも堺市に寄贈されています。
堺 アルフォンス・ミュシャ館は、グッズショップも充実しており、楽しめるアートスベースでした。
堺 アルフォンス・ミュシャ館の公式ページはこちらです。
堺アルフォンス・ミュシャ館へのアクセス
堺 アルフォンス・ミュシャ館の最寄り駅は、JR堺市駅です。大阪駅からですと、天王寺→堺市で直通の電車で30分程度、乗り換えありで45分程度かかります。(時間帯、乗り継ぎによりますので路線案内をご確認ください)
駅からは徒歩3分です。改札を出て左手の西口を出ます。
とりあえず、「イズミヤ」の方向に向かいます。
各所に「ミュシャ館こっち」の看板があるので間違うことは少ないと考えます。
ベルマージュ堺の中に入ります。
ベルマージュ堺の中に入ったら↓この方向に進みます。
少し歩くと、堺アルフォンス・ミュシャ館に到着します!
コレクションによる企画展について
堺アルフォンス・ミュシャ館では、期間をきって企画展を開催しています。
私が訪問した時期には「ミュシャと新しい芸術 アール・ヌーヴォ ーとミュシャ・スタイル」を開催していました。
展示は、4Fを中心におこなわれます。
3Fには、一部を除きデジタル複製画が展示されており、他にフォトスポットがあります。3Fで複製画の展示が多いのは、空調の関係によるようです。空調管理ができるショーケース内にはオリジナルが展示されています。
注意事項等については、↓こちらの写真を参照方。
基本的に許可された箇所以外での写真撮影は禁止です。
展示の中でよかったのは、トラピスティーヌの下絵、クオバディス、四芸術、ウミノフミラーなど非常によかったです。(多くはミュシャ展で見たものとかぶりますが・・)
また、大きく横長の作品「ハーモニー」はグッとくるものがあります。
音声ガイドはありませんが、展示に際して重要な作品について、説明が掲示されていました。
フォトスポットについて
よくよく見るとエレベーターホールなどに展示されているタペストリーなども撮影可能でした。
3Fには、SNSでの拡散を意識してのフォトスポットが用意されています。
ミュシャが描く女性たちのパネルと一緒に撮影ができます。
パネルの裏側をのぞくと、作品名の書いた紙が貼り付けられています。仕事が丁寧ですね。
ショップについて
ミュージアムショップは、ミュシャグッズが充実しています!(ショップ内の写真は許可を得て撮影しています)
堺市立文化館 2階ミュージアムショップでは、アルフォンス・ミュシャの関連グッズ(オリジナルグッズ、関連書籍等)を販売しています。当館所蔵のコレクションを元に独自で開発したオリジナルグッズは、どれもここでしか手に入らないミュシャグッズです。
*堺アルフォンス・ミュシャ館公式サイトから引用
注目は、A3サイズポスター!なんと540円
私が最も欲しい!と思ったのはポスターでした。A3サイズで、540円です。
当然額は価格に含まれませんが、この価格なら気軽に購入して飾って楽しむことができます!
他にも多数のグッズが取り扱われています。非常に楽しめるミュージアムショップでした。
美術館内のカフェ
堺 アルフォンス・ミュシャ館にカフェは存在しませんでした。
堺アルフォンス・ミュシャ館の感想
インターネットで確認できる範囲での「堺 アルフォンス・ミュシャ館」の入館者数は、平成27年度に 20,832人、平成28年度は約10ヶ月の開館で 11,296人。(こちらの資料による)
平成 29 年に開催された「ミュシャ展」に堺市所蔵のミュシャ作品(38 点)を貸し出しており、その後の「ミュシャ展」効果の影響を知りたいところです。
私も「ミュシャ展」を観覧した際に、堺市がミュシャ作品のコレクションを持っていることを知り、今回堺 アルフォンス・ミュシャ館を訪問するきっかけになりました。(「ミュシャ展」ほんとすごかったなぁ・・・)
https://monosukiblog.com/mucha_20170320
堺アルフォンス・ミュシャ館は、入館料500円のハイコスパな美術館(?)です。ミュシャファンは訪れるべきスポットですよ!
機会があれば、また訪れたいです!