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情報

全力でオススメ!映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』@東京都写真美術館ホールに行ってきた。

東京都写真美術館ホールで上映されている映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を観てきました!ムッチャ良かったので全力でオススメできるアニメーション映画でした!!今回は作品の感想にプラスして、日曜日の朝10:00の整列状況、会場の座席のオススメ位置について紹介します!マジで映画館とかで観た方が良い名作登場です!お出かけしましょう!!

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」概要

「本作は東京アニメーションフェスティバル2016でグランプリ受賞後、故・高畑勲監督をはじめ、数多くの方々が日本公開を切望されながらも、なかなか日本公開が実現しなかった作品です。
物語はロシアの貴族の娘サーシャが、探検に出発後、行方不明になった祖父を探しに北極点を目指し、様々な困難に遭遇しながら、目標に向かってひた向きに努力するという冒険物語」です。

(「」部分はプレスリリースより引用)

クレジット

タイトル: ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
英語タイトル: Long Way North
原題: TOUT EN HAUT DU MONDE(世界の頂点)
監督: レミ・シャイエ
脚本: クレール・パオレッティ/パトリシア・バレイクス
作画監督: リアン - チョー・ハン
音楽: ジョナサン・モラリ
配給: リスキット / 太秦
特別協力: 東京アニメアワードフェスティバル
協力: キャトルステラ/スタジオJumo/Stylab
(2015年/フランス・デンマーク/81分/シネマスコープ)

*公式サイトより引用

関東では、東京都写真美術館ホールでしか上映されていません。

今後、「東京(阿佐ヶ谷)ユジク阿佐ヶ谷」、「神奈川(横浜・黄金町):シネマ・ジャック&ベティ」での上映も時期調整中だそうです。詳細は→こちら

東京都写真美術館ホールの情報

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の東京都写真美術館ホールでの上映情報です。

上映期間:2019年9月6日(金)~10月3日(木)
休映日:9月9日(月)、9月17日(火)、9月24日(火)、9月30日(月)

料金は以下の通りです。
当日券:一般1,800円/学生1,500円/シニア・中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方1,200円

各種カード、夫婦50割引などによる割引でかなり安く観られるケースがありますので、公式の案内をご確認ください。

難易度が低いのが、MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス(但し、MIカード(スタンダード)を除く。)の提示、アトレビューSuicaカード、JREカード(クレジットカード)の提示で 1,200円になります!!

詳しくは→こちら

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の混雑状況

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の上映される東京都写真美術館ホールでは事前のチケット購入ができません。

当日の10:00からその日の上映のチケットが販売されます。この混雑状況がわからなかったため、日曜日の10:00に東京都写真美術館に行ってみました。

10:00の時点で30人程度並んでいました。初回上映が11:00からなので、私を含めて1時間は待つ覚悟の猛者の集まりです(笑)。

並んでみたのですが、どうやら右側にもう一列短い列がありました。

入り口(つまり列の先頭)に、映画の列と展覧会の列のパネルが出ているのでどちらが並ぶべき列なのかの確認をした方が良いです。

10:00になると、建物内に通されてチケット購入できます。(購入までに10分程度かかりました)

↓ 東京都写真美術館ホールの内部。

11:00からの吹き替え版の混雑状況

11:00から上映される日本語吹き替えの回では(日によって異なる可能性あり)、約190席に対して、80名程度の入場者数でした。座席中央ブロックはD列より後ろが満席のイメージ。左右のブロックはほぼ空席でした。

客層としては、若者率は低い印象。私が鑑賞した回に子どもはいませんでした。そして男性が多い印象でした。

もっと若い方や女性にも観て欲しいです!

東京都写真美術館ホールは視聴環境としてGood!!

実際に上映が始まる前までは「映画館じゃないなんて・・」と思っていました。(←スミマセン)

しかしこれは杞憂。

映画を鑑賞する面で、普通のシネコンよりも良いです。

上映前には「ブウーーーーッ」とブザーがなります。(これが良い感じ!)

そして照明が落ちると音がしない。

館内が飲食禁止かつ大人の集まりなので音がしないのです。これは緊張感があります。
シネコンではヒトのポップコーンのガサゴソ・ムシャムシャ音になってしまうタイプなのですが、今回はホント集中して作品を堪能できました。これだけでも恵比寿に行って観る価値があります。

スクリーンサイズは巨大ではありませんが、それゆえに大きな絵画作品を少し離れて眺めるように鑑賞することができました。

音については、過度な低音のブースト、サラウンド効果は無いものの作品に埋め込まれたサウンドを的確に再現していると感じました。最後の感想にも書きますが、映像と合わせてその場にいる感覚になるサウンドが再現されています。

シート自体も左右の幅が十分ある椅子でした。男性が隣あっても窮屈な印象はありません。(もう少し足が伸ばせたらなぁ・・とも思いましたが) 肘掛は隣の方とシェアですが、幅の広い肘掛なのでほぼ問題がないと思います。

残念な点は1つ。スクリーンに筋が確認されたこと。白いモノを写している時にうっすらとした白い帯になって観えていた印象です。(今となっては記憶も曖昧ですが)

これを見つけてしまうと常に気になってしまってちょっと集中できません。↓青線部分です。どこかのタイミングで改善されるかもしれません。

 

オススメの座席は左右中央。ど真ん中に座っていただきたい。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」鑑賞時の座席について。これは私見ですので参考程度に。

今回初見ということもあり、まずは画面全体をしっかり視野に入れる事を優先してほぼ最後尾のH列の左右中央の座席をチョイスしました。

劇場が用意しているシートマップでは左右のブロックが真っ直ぐ正面を向いていますが、実際にはスクリーン側向きに角度が付いています。中央ブロックの端よりも左右ブロックの通路側の方が前の方の頭リスクもなく快適かもしれません。

ただし、このH列だと"スクリーンをやや見下ろす形"になるので前方着席者の頭部が気になる場合がありそうです。(私の場合にはギリギリセーフでした)今回は吹き替え版で鑑賞しましたが、字幕版の場合には前の方の頭部によって字幕が読みにくくなる可能性もでてきます。背の低い方の場合は、"スクリーンをやや見上げる形"のやや前方のほうが安心かもしれません。(この辺り、判断が難しいところ)

結果的に今回の座席は、画面全体を真っ直ぐ見ることができ画面構成を堪能することができました

ただし、「もっと近づいて視界いっぱいをスクリーンで埋め尽くしたい!」という欲望が生まれたのも事実。2回目(があるなら)最前列で観てみたい!と思います。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」はとにかく左右中央付近での鑑賞がオススメです。ホント、絵画のような完成された画面を正面から堪能していただきたい!!

10:00から上映時間まで何をするか?

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」のチケットをゲットしてから上映まで時間があります。

やや遅めの朝食をとったり、カフェでゆっくりするのも良いでしょう。

近隣にあるエクセルシオールカフェでモーニングセットも楽しめます。ドリンクにプラス100円〜200円でトーストまたはクロワッサンのプレート、フレンチトースト、ハムチーズサンドのプレートを注文できます。(11時まで)

私はアイスコーヒーにフレンチトーストをセットしました。

この他にファミマでもゆっくりと過ごすスペースがあります。

待ち時間が長ければ、「恵比寿麦酒祭り」などのイベントや、ヱビスビール記念館のツアーに参加するのも良いでしょう。

恵比寿麦酒祭りの様子。

恵比寿麦酒祭りの様子。気候もよく気持ちいい!

ヱビスビール記念館

ヱビスビール記念館のツアーに参加するのもよい。

なんせ恵比寿ですから、時間つぶしに困るという事はないでしょう!

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の感想。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の感想です。

本当はこの映画の事を知らずに終わっていたかもしれません。出会いはtwitterで「映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』公式」さんが僕の高畑勲展のツイートにいいねをしてくれた事でした。(まぁ、高畑勲さん関連なら全ていいねをしているのでしょうが・・)

色々な意味で涙が出ました。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」を観ている間、たらたらと涙が出ました。エンエン泣くわけではなく、ツラツラと涙が出るのです。(「よりもい」はクライマックスでグワッときましたね)

その涙の理由は、物語そのものだったり、演技だったり、画面構成の素晴らしさだったり、色彩のすばらしさだったり、音楽の良さだったり、音の効果だったりしました。

この画をみるとサーシャがたくましい体型に見えますが、これ、防寒着を着ていて、ハイジの第一話なみに着膨れしているのです。

画はシンプルですが、音響が凝っている印象です。(強調されるでもなく、極自然な音なのですが、妙に効果的)建物内の空間の広がり、屋外の音、自然の音。画面、色、音の構成により、まるでソコに自分も居合わせているような感覚になります。少なくとも「あぁ、もし私が画面の中にいたなら、この感覚・空気感なのだろう・・」と想像がつくようです。

今回は、日本語吹替え版での鑑賞でした。字幕を読む必要がないので画面に集中することができました。18分の試食でフランス語を少し観ました。吹き替えを観た後では、フランス語のサーシャはまた全く異なる存在のように感じました。ある意味、吹き替え版はフランス語版とは別の作品なのかもしれません(良い意味で)。

フランス語版も観たい!!

"試食"に騙されてはいけない。

冒頭18分が"試食"として公開されていますが、これを観て「うぉ!おもしろそうだな!」と思う人がどの程度いるのか心配です。(おもしろそう!と思えたならOKです。)

PCの画面で観ているなら、スクリーンでのインパクトに対して残念な印象になります。

音についても会場とは全く違う印象になるでしょう。

そして、この18分以降が本当にスゴイところです。

物語の展開(えー!こんなことにぃ!?)、海の描写、自然の描写、人の心の動き、などなど、"ここから" なのです。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」は傑作。

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」を一言で表すなら、傑作。すごいモノを見せつけられました。

上映館数の少ない状況でどれだけのヒトに観てもらえるのかはわかりませんが、多くのヒトに大画面の劇場で観て欲しい作品です!

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